「妊娠仕組みについて」不妊鍼灸と妊活鍼灸が得意のmeilong
こんにちは(^^)
meilong恵比寿mana院、鍼灸師の平口です!
meilong恵比寿院・mana院では、【不妊治療】に力を入れております。
今日は妊娠仕組みについて、もう一度詳しく確認していきましょう!
● 受精~着床までの仕組み
女性の子宮の両わきにある卵巣の中には卵子のもととなる原始卵胞が詰まっています。その中の1個が毎月のホルモンの働きによって成熟し、左右どちらかの卵巣から卵子となって外へはじき飛ばされます。これが排卵です。排卵された卵子は卵管采[らんかんさい]から卵管膨大部(卵管の広くなった部分)に移動して精子を待ちます。一方、膣から入り込んだ精子は子宮の入り口に向かって進みます。そして卵子と精子が結びついて受精卵となり、それが子宮内膜にもぐりこんで着床すると妊娠が成立します。
● 排卵後、約24時間以内のわずかな間が妊娠のチャンス!
排卵によって卵巣から飛び出した直径約0.1mmの卵子は、卵管采から卵管に運ばれ、広くなった部分(卵管膨大部)で精子の到着を待ちます。
ところが卵子は、約24時間で死んでしまうため、受精できるのはその間だけ。卵管采にうまく到達できなかったり、精子と出会わなかったりしなければ妊娠は成立しないのです。
★1億~2億のうち1個の精子と出会って受精します
男性の精巣[せいそう](睾丸[こうがん])でつくられた精子は、精巣上体(副睾丸)にためられ、射精されます。一回の射精で出る精液に含まれる精子の数は、個人差はありますが1億~2億個ほど。わずか約0.06mmの精子たちは、女性の膣の中に入り込み、子宮の入り口まで泳ぎます。その後、卵管まで無事たどり着けるのは200個以下。さらに、卵管膨大部で出会った卵子の中まで到達できるのは、たった1個です。これで受精が成立するのです。
● 受精卵が着床したら妊娠成立です!
結ばれた精子と卵子は受精卵となり、細胞分裂を繰り返しながら3~5日かけて子宮へ向かい、子宮へたどり着くころには、100個以上の細胞のかたまりとなっています。一方、子宮は排卵と同時に子宮内膜を厚いフカフカのベッドのようにして、受精卵を迎え入れる準備をします。こうして子宮へたどり着いた受精卵は、子宮内膜に根をはるように落ち着きます。これを着床といい、妊娠が成立したことを意味します。
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