「脾が弱った時の養生ごはん2」妊娠中のマタニティ鍼灸が得意のmeilong mana
こんにちは!
meilong恵比寿mana院の押田です(^^)
前回に引き続き、脾が弱った時のオススメ献立です!
今回、ご提案するのは「参鶏湯」です。
参鶏湯は丸鶏に食材を詰め込んで煮込んだ韓国料理です。
本格的に作ろうとするととても大変なので、部位ごとの鶏肉で代用していただくと手軽に作れます!
調べてみると、サラダチキンで手軽に作れるレシピもありました。
参鶏湯で使われる棗(なつめ)は中国では「脾の果」と呼ばれています。
それほどに棗には強烈に脾の力を補う作用があり、気や血の生成を促します。
また、胃腸の調子を整える作用もあり、漢方として使われる事もあります。
脾と胃は表裏関係にあるとされている為、脾は胃の影響を受けます。
その為、胃が健康になると脾も健康になるのです!
棗と間違えやすい食材で、デーツがあります。
中近東ではポピュラーな食材で、「ナツメヤシ」という別名があります。
棗もデーツもドライフルーツとしていただく事が多く、見た目も似ていますがこの二つは別物ですのでご注意ください。
日本では馴染みのない食材ですが、りんごのような甘さと少し酸味もありとってもおいしいです(^^)
身体を温める作用もあるので、生姜と棗をたっぷり入れた参鶏湯は是非オススメです!
もち米やお米に、前回ご紹介した稷(きび)を混ぜてもいいかもしれません。
暑い夏に、汗をかきながらいただく熱々の参鶏湯もおいしそうです(^^)
次回は棗について詳しくお話ししたいと思います!
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