「美肌になるために」恵比寿で口コミNo.1美容鍼灸ならmeilong mana

お久しぶりです。産休から復帰しましたmeilongの石川です。

7月から月3回ブログを書いていこうと思います。

本日は肌のお話しです。

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織から成り、表皮はさらに最外層から角層、顆粒層、有棘層、基底層に分けられ、角層で物理的特性が異なります。

 皮膚の最外層は角層であり、人体を覆う最大の臓器として複雑な免疫機構によって生理機能を維持しています。角層は、顔から足まで身体のあらゆる部位で機能していますが、顔面では8~10層くらいで、足では100層ほど厚いといわれています。角層は外部からの刺激に対して防御機能を果たしていますが、層が薄いと化学的および物理的刺激を受けやすいです。

 一方で角層が厚いと冬場の湿度低下で硬くなり、速やかに適切なケアを行わないとひび割れを生じやすいです。このように角層に何らかのダメージが生じた場合、「皮膚バリア機能低下」と表現します。

 角層は、外部から細菌やウイルスなどの異物侵入を防ぐ他に、皮膚内部からの水分喪失に対する抵抗となっています。

 角層は外気など環境の影響を受けやすく、湿度が高ければ角層水分量は上昇しやすく、秋から冬にかけて乾燥皮膚の状態が惹起されれば、角層水分量は低下すると考えられます。

 さらに皮膚表面のpHにより皮脂の状態を把握でき、酸性側では皮脂が多く、アルカリ性側では高齢者特有の皮脂欠乏の状態にあると考えられます。

 中高年になると、湿度や温度の低下が角層水分量に影響し始めて、加齢に伴う皮脂欠乏が伴うことで、ほとんどがドライスキンを発現します。高齢者の7割以上で皮膚の乾燥が認められるとの報告もあります。高齢者の皮脂欠乏症は生理的要因に加え、糖尿病、慢性腎不全、抗癌薬の投与などの非生理的要因に起因する場合もあります。

傷付きやすく、刺激に弱い

 ドライスキンは、皮脂が欠乏状態となり、角質細胞間脂質や天然保湿因子などが減少し、角層水分保持機能力が低下していくことをいいます。乾燥した角層は厚くてカサカサしており、さらに油分や水分が少なく粉がふきやすく、皮膚表面が傷付きやすい。さらには引っ掻くことで炎症を誘起します。また、傷に対する皮膚の修復機能が遅延する傾向にあります。皮膚バリア機能が不十分なため外からの刺激を防御できず、痒みが誘発され、さらに引っ掻くことで角層が傷付き、細菌の侵入が容易になり、感染が防げないことがあります。ドライスキンの患者に貼付薬を用いても、容易に剝がれ落ちてしまうことがあります。

 痒みを伝達する知覚神経のC線維は、皮膚の表皮と真皮境界部に神経末端ネットワークを形成しています。このため皮膚に刺激が加わると、神経線維が直接活性化されやすくなり、その興奮が中枢方向に伝達され痒みが生じます。ドライスキンでは、通常表皮と真皮の間に留まっているC線維が表皮内に入り込み、角層直下まで分布していることからさらなる痒みを誘発されることが知られています。

ドライスキンにおける神経線維

皮膚を潤す3つの天然保湿成分

 皮膚の潤いを担う成分には、「皮脂」「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」の3つがあります。

 皮脂は、皮脂腺から分泌される脂であり、これにより皮膚のpHは酸性に保たれます。天然保湿因子は、低分子のアミノ酸や塩類などで、ナチュラルモイスチャライジングファクター(NMF)とも呼ばれ、水分と結合する性質を有しています。また、角質細胞間脂質は、角質細胞同士を接着させて水分を逃さない働きをしており、セラミドがこれに当たります。

 これらの成分は加齢に伴い減少すると言われています。また、皮膚表面のpHは加齢により上昇し、皮膚からの水分喪失量と相関するため、加齢による皮膚表面の pH の変化も高齢者におけるドライスキンなど皮膚障害の発生に関わる可能性が示唆されます。そのため、加齢に伴って皮膚に潤いを与えるスキンケアが非常に重要となり、皮膚状態に応じた製品の選択が求められるのです。



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