恵比寿・銀座で鍼灸No1「病気になる前から予防しよう」


meilong銀座院の内田です。
今日は未病(みびょう)についてお話します。
病気は、ある日突然発症するわけではありません。
土にまいた種が芽を出し花を咲かすように、じわじわと成長していくものです。多くの人は体調が悪くなったり、健康診断で異常が発見されたことをきっかけに、はじめて病院へ受診します。
しかし、その時点ではすでに病気が進行している場合もあり、「もっと早くに受診しておけば良かった」と後悔することも少なくありません。
東洋医学でいう「未病」は、文字通り「未だ病気ではない」という意味です。
病気ではないけれど“病気へ向かって進んでいる”、“病気になる危険性が高まっている”という状態だと考えればいいでしょう。土にまかれた種から芽は出たものの、まだどんな花が咲くかわからない段階です。
確かなのは、このまま時間が経てば間違いなく“病気”という花が満開になるということです。
「私は毎年、人間ドックを受けているので大丈夫です」
という人もいるかもしれません。し
かし、現代の医療では、検査結果によって“病気か健康か”という白黒(白黒に傍点)が判定されます。
グレーゾーンとなる未病には、まったく目が向けられていないのです。
だから、限りなく黒に近いグレーであっても、人間ドックでは「異常なし」と判定されることになってしまうのです。グレーは、やがては黒になります。
人間ドックでは異常なしだったのに、数ヶ月後に深刻な病気が発病したという人がいるのは、そういう理由です。未病という考え方を積極的に取り入れ、その時点で進行を防ぐための対策をとれば、病気はもっと少なくなるはずです。

未病のサインを見逃さない
病気にならないためには、未病のサインを見逃さないことがとても大切です。
どこかに不調がある場合、体は必ずサインを出してくれます。
しかし、最初のうちは大きな苦痛をともなうサインではないので、ついつい見逃してしまうのです。
たとえば、このごろ疲れやすいと感じることがあったとします。
それだけのことで病院へ行く人はほとんどいないでしょう。
仮に病院へ行っても、検査で問題が生じなければ、恐らく何の治療も行わないのではないでしょうか。しばらくすると、疲れやすいのが当たり前になります。
感覚がマヒしてしまうのです。体は疲れやすいというサインを出して、“どこかに異常があるよ”と訴えているにもかかわらず、本人はそれをほったらかしにしているわけです。
そのため、病気の芽はどんどんと大きくなってしまい、挙句の果てにひどい苦痛に襲われ、病院へ駆け込む事態に至ってしまうわけです。
ほかにも、体調不良のサインはたくさんあります。眠れない、食欲がない、手足が冷える、めまいがする、頭が痛い、肩や首がひどく凝る、便秘がち、肌が荒れる・・・。
こうしたサインが出ているときには、どこかに異常があるかもしれないと考えて、毎日の生活をチェックをしてみるといいでしょう。
不規則な生活が続いていないだろうか。食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしていないだろうか。
運動不足ではないだろうか……等々。そして、何か不調の原因として思い当たることがあれば改めます。
そうした心がけが、病気から身を守るためにはとても大切なことなのです。
東洋医学では体質を元にダメージを受けやすい臓腑をツボを使って調整していきめす。
日頃の不調を見逃さず、ぜひ鍼灸でご自身の体を労って下さいね。








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