恵比寿・銀座でNO.1美容鍼灸meilong「桃の葉③」

こんにちは、石鍋です。


前回に引き続き、また桃の葉について書いていきます。

今回は桃のお茶についてです。


桃の葉茶の効果

・血液循環を整える

桃の葉に含まれているマグネシウムは約300種類の酵素の働きを助けるミネラルで、ほとんどの生合成反応や代謝反応に関わっていると言われています。骨の弾性維持、神経伝達、ホルモン分泌などにも関係していたり、血管を弛緩させる働きから血圧を下げる・血液循環を正常に保つなどの役割もあります。

マグネシウムのほか、桃の葉には抗酸化作用を持つポリフェノールの一種タンニンも含まれています。タンニンの抗酸化作用でレステロールの酸化を防ぎ、血管をしなやかに保つこともスムーズな血流の保持に役立ってくれます。


・むくみの予防・緩和

桃の葉にはマグネシウムやカリウムなどのミネラルが含まれています。カリウムは細胞の浸透圧を調整することでナトリウムと余分な水分の排泄を促す作用があるためむくみ改善の効果が期待できます。マグネシウムは代謝や血液・リンパ液の循環を助ける働きがあります。

ミネラルの中でも特にむくみの改善に必要とされるカリウムとマグネシウムを含むことから桃の葉茶は利尿作用がある・むくみの改善に役立つと考えられています。


・便秘・下痢の緩和

桃の葉茶には腸内で潤滑油として働くオレイン酸や、便に水を含ませることで硬さを調節するマグネシウム、腸を引き締めることで下痢を改善するタンニンが含まれています。これらの成分が複合して働くことで、便秘と下痢両方の予防・緩和に効果が期待されています。


・喉の不調

桃の葉に含まれるタンニンは殺菌・消炎・収斂作用があり、喉を殺菌して炎症を抑える働きがあると考えられています。殺菌作用があるので喉のイガイガ感緩和にも効果が期待できます。


・美肌作り

桃の葉というと入浴剤やローションなど外側から肌トラブルを緩和させる成分という印象が強いですが、飲用した場合でも美肌効果が期待できると考えられています。

桃の葉に含まれるタンニンにはメラニンを産生するヒト黒色腫メラノーマ細胞の増殖を抑制する働きが報告されており美白作用があると考えられています。またタンニンは肌・毛穴を引き締める働き(収斂作用)や、抗酸化作用があることから肌の老化防止にも働くと考えられています。

そのほかマグネシウムは肌のバリア機能を修復することで肌荒れを防ぐ働きや、桃の葉に含まれている配糖体分解酵素混合物のエムルシンという成分は皮下脂肪や角質の分解促進作用があると考えられています。


桃の葉茶を自作する場合

桃の葉茶は夏頃の青青した葉を採取し、綺麗に洗った後陰干しすることで自作することも出来ます。ただし桃の種子・葉には青酸化合物のアミグダリンが含まれているため、自作した際に乾燥が不十分の場合は毒性を持ちますので注意が必要です。商品として販売されているものを買ったほうが安全です。


桃の葉茶の淹れ方

桃の葉茶の淹れ方には鍋ややかんで淹れる方法と急須で淹れる方法の2種類があります。

・鍋またはやかんで淹れる場合

①乾燥の桃の葉5~10gと、約1Lの水を鍋に入れ、火にかけて沸騰させます。お好みの濃さになるように、沸騰時間を調整してください。

②お湯が沸騰したら弱火で1~2分ほど煮込みます。

③火を止めて、茶こしで葉をこします。

④桃の葉茶のできあがりです。

※やかんで淹れる場合は、乾燥の葉をお茶パックに入れて使うと後片づけが楽になります。


・急須で淹れる場合

①乾燥の桃の葉15g程度を急須に入れ、熱湯を注ぎます。

②3~4分程度置いて、お好みの濃さになったらお召し上がりください。


カフェインを含まないので、就寝前でも安心してお召し上がりいただけます。

ぜひ桃の葉茶を一度、飲んでみてください。

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