恵比寿で1位MEILONG美容鍼灸「お体作りとお魚」
こんにちは! 木川です
少しずつ温かい日が増えて、まさに三寒四温の今日この頃ですね!
今日はお体作りの中で良質なタンパク質を摂るのに最適な『 お魚 』についてのお話しです。
〝 お体作りの中で、筋肉や皮膚・血液や免疫をつくるタンパク質は、健康はもちろん美容にも欠かすことのできない重要な栄養素です!!〟
「偏らないように、お肉とお魚を交互に食べるようにしています」という患者様も多いですが、特にお魚は良質なタンパク質源。
しかし、お魚に含まれる微量な水銀が、摂り過ぎると知らず知らずのうちにお体へ悪影響を与えてしまっている場合があるので注意が必要です。
1.水銀には人体に影響のある「有機水銀」と、影響のない「無機水銀」があります。
海中にはもともと微量の無機水銀が漂っているのですが、これが海中の細菌や微生物などにより有機水銀の「メチル水銀」という物質に変わってしまいます。
海中を漂っているこのメチル水銀をプランクトンが食べる ⇒ そのプランクトンを小魚が食べる ⇒ その小魚を大きい魚が食べる ⇒
...と食物連鎖により、大きい魚になればなるほど水銀の含有量が増えていきます。
そして私たちがそのお魚を食べれば、水銀も一緒に体内に取り込まれてしまいます。
通常、お魚に含まれているくらいの水銀の量であれば、大人も子供も体外へ排出する機能があるので問題は少ないとされていますが、体内での処理能力を超えた量の水銀を摂取し続けると、大人でも稀にメチル水銀の濃度が高くなり、神経障害や発達障害を引き起こす可能性が若干出ていることがわかっています。
それでもお魚には、体に有用な成分が含まれています!
「 それはオメガ3脂肪酸という必須脂肪酸 」
この脂肪酸は血液をサラサラにする効果・コレステロール値を下げる効果・脂肪の蓄積を防いでくれる効果・免疫力を高めてくれる効果などがあります。
お魚をよく食べている人ほど血管年齢が若いというデータも出ているほど、健康には欠かせない脂なのです。
でも、水銀を避けようとするとオメガ3脂肪酸が摂れない…
では一体どうすればいいのでしょうか?
ただ、注意が必要なのは食べるお魚の種類と量なんです!
最初にお伝えしたように、食物連鎖で大きい魚になるほど水銀の含有量が増えていきます。なので、マグロ類(マグロ、カジキ)やサメ類、深海魚類、鯨類(鯨、イルカ)など、大型のお魚については摂取量に気をつけて欲しいと厚生労働省が注意を呼びかけています。
Tuna←お寿司の具材として欠かせないマグロですが.....
以下に厚生労働省から発表された「妊婦が注意すべき魚介類の種類とその摂取量(筋肉)の目安」を記しておきますので参考にしてください。
《 注意すべき魚介類の種類とその摂取量(筋肉)の目安 》
摂食量(筋肉)の目安 魚介類
1回約80gとして2ヶ月に1回まで
(1週間当たり10g程度) バンドウイルカ
1回約80gとして2週間に1回まで
(1週間当たり40g程度) コビレゴンドウ
1回約80gとして週に1回まで
(1週間当たり80g程度) キンメダイ
メカジキ
クロマグロ
メバチ(メバチマグロ)
エッチュウバイガイ
ツチクジラ
マッコウクジラ
1回約80gとして週に2回まで
(1週間当たり160g程度) キダイ
マカジキ
ユメカサゴ
ミナミマグロ
ヨシキリザメ
イシイルカ
クロムツ
「マグロのうち、クロマグロ、ミナミマグロ、メバチについて、注意事項に示された摂取量を超えないよう注意していただきたいと考えています。マグロの中でも、キハダ、ビンナガ、メジマグロ(クロマグロの幼魚)、ツナ缶については、水銀含有量が低いことから、妊婦であっても通常の摂取で差し支えありません」とのこと。
※その他の参考資料 これからママになるあなたへ - 厚生労働省
表に上がっていないサンマやイワシ、アジ、サバなどの小さいお魚は水銀の含有量が低く、「 食べても健康に影響を及ぼすようなレベルではありません 」とのこと。特に控える必要もないそうなので、「 健康的な食生活のためにお魚をバランス良く食べましょう 」と推奨しています。
東洋医学では、自分の手のひらよりも小さいサイズの魚の摂取をオススメしています!
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