恵比寿で1位MEILONG美容鍼灸「女性特有のスポーツ外傷・障害①」
こんにちは、山添です。
最近、暖かくなり、患者さまとのお話のなかでも
ジムなどで運動されている方が多いなと感じます!
とてもお身体にはいいことですが、少し怪我について知って頂きたいと思います
女性と男性では骨格の作りが変わってきます。
骨格の差による女性特有の怪我を3つご紹介していきたいと思います!
①胸郭出口症候群
第一肋骨と斜角筋群との間で鎖骨下動脈静脈や腕神経叢が圧迫されます。
症状は腕のだるさや痺れです。
多くはなで肩でバレーボールのセッターなど上肢を上げる動きに起こりやすいです。
腕の挙上時に痛みが出るのが典型的です。
鎖骨や肩峰を引き上げ鎖骨上窩を深くするエクササイズで軽傷例は緩和されるが
重症例では第一肋骨切除手術を要することもあります。
②尺骨神経炎
女性では肘のcarrying angleが大きく肘を曲げるときに尺骨神経が内側上顆上に脱臼する事で尺骨神経の刺激症状を示す例が男性より多く見られます。
肘を繰り返し屈伸する運動(腕立て伏せなど)により肘の内側の不快感や疼痛、しびれや知覚障害を訴えます。
沢山の肘の屈伸を避け、トレーニングを行ってください。
③膝蓋大腿関節障害
膝蓋骨亜脱臼や膝蓋軟骨軟化症と呼ばれる障害は女性におおくみられる。
膝蓋骨は大腿骨の膝蓋面上を滑走するが、女性ではQ-angleが大きいため膝蓋骨を外方に引く力が強くなる。
その結果、関節面上に働く力が均一にならず軟骨が損傷を受けやすい。
つま先を外に向け膝外反位で強く大腿四頭筋を収縮させると膝蓋骨の亜脱臼や脱臼を生じる。
気軽にトレーニングを行える時代になりましたが、ジムなどでは一度専門の知識をもったトレーナーさんに
見て頂くことをお勧めします!!
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