恵比寿で人気のMEILONG「東洋医学と乾燥」
こんにちは、下地です。
最近、寒暖差が激しく過ごしにくいお天気ですねnamida
皆さん、体調は大丈夫でしょうか。
そして、秋冬にかけて乾燥が強くなりお肌がカサカサになる季節です。
秋の皮膚トラブル乾燥(燥邪(そうじゃ))
この季節に多く見られる皮膚のトラブルは、秋特有の邪気「燥邪(乾燥)」が主な原因と中医学(中国漢方)では考えます。
燥邪には、①体内の潤い不足「内燥(ないそう)」➁外気の乾燥「外燥(がいそう)」があり、この二つの影響から、皮膚の栄養状態が悪化してさまざまなトラブルにつながります。
体内の乾燥(内燥)は、”大量の汗による水分の消耗“ ”睡眠不足による体内の栄養不足“といった夏の消耗が大きな原因となります。
秋は「肺」の潤い不足にも注意が必要です。肺は乾燥を嫌い、潤いを喜ぶという性質があり、皮膚の健康とは最も深い関わりがあります。
肺の養生は、皮膚トラブルはもちろん風邪やインフルエンザなどの予防にもつながります。乾燥の季節には特に意識して、肺の潤いを保つよう心がけましょう。
皮膚の大敵「燥邪(そうじゃ)」の性質
①燥邪は水分を消耗しやすい
「燥邪」は身体の水分を消耗しやすく、体内の潤いや栄養不足を招く原因に。
体内、とくに呼吸器の潤いが不足すると、咽や鼻の乾燥、空咳などさまざまな症状が現れます。
皮膚にも乾燥が起き、カサカサ肌やかゆみ、赤みといったトラブルが現れやすくなります。
➁肺と皮膚は深い関係
「肺」は、乾燥に弱く潤いを好む臓器で、とくに皮膚の健康と深い関わりがあります。
燥邪によって肺が潤い不足になると、ダメージが皮膚にも影響し、お肌の乾燥症状が起きやすくなります。
乾燥
・カサカサタイプ
空気の乾燥や体内の水分不足が原因でカサカサ肌に。夏の日焼けの影響が残っていることもある。
・赤みタイプ
乾燥でかゆみが生じると、無意識に掻いてしまうことで皮膚を刺激し、炎症を起こす。
・かゆみタイプ
体内の水分や、栄養を運ぶ血(けつ)が不足すると、皮膚に潤いや栄養を貯えることができずかゆみが現れる
・ジュクジュクタイプ
身体に「湿(しつ)(余分な水分や汚れ)」が溜まっていると、表面は乾燥していても炎症などを起こすことがある。
暮らしの気配りで、肌ストレスを防ぐ
皮膚を守る暮らしの習慣
1. 早寝早起きを心がけ、身体のバランスを整える
2. 温水、冷水のシャワーを交互に浴びて、皮膚と肺を鍛える。
3. 洋服や下着は、皮膚にやさしい天然素材のものを使用。
4. アクセサリーは自分に合った素材を選び、いつも清潔に。
5. 化粧品は自分の皮膚に合ったものをしっかり見極める。
6. 石けんは保湿性の高いものを選び、皮膚を傷つけないよう柔らかなタオルで洗う。
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