恵比寿の鍼灸院Meilongのブログ「気逆(きぎゃく)(1)」
こんにちは、東洋医学ブログ担当の森田です。
これまでに気虚(ききょ)と気滞(きたい)についてお話しさせていただきました。
どちらもある程度は、理解していただけたでしょうか?
本日は気の異常の第三弾、気逆(きぎゃく)についてお話しさせていただきます。
まず気逆とはどのような状態のことをいうのでしょうか?
東洋医学では、理想的な状態を頭寒足熱(ずかんそくねつ)と言います。
頭は冷えていて、下半身は温かいという状態です。
それが、反対になっている状態を上熱下寒(じょうねつげかん)と言います。
上半身は熱を持っているのに、下半身は冷えているという状態です。
冷え性の方なんて、まさにこのタイプが多いですね。
そして、この状態こそが気逆であると言えます。
次回はもう少し詳しく気逆を説明していきます。
0コメント