妊活鍼灸meilong 「高血圧・低血圧の改善!」

こんにちは! 木川です ^v^

今日は「高血圧・低血圧」を体質から改善する方法についてお話ししていきたいと思います!


突然ですが、低血圧もしくは高血圧と診断されたことはありませんか?
気温の変化を受けやすい血圧は、季節の変わり目には特に注意が必要です...。
また、血圧の症状は自覚しにくいのでこまめなチェックも大切になります!


【高血圧と低血圧の目安】

・高血圧:最高血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、または最低血圧(拡張期血圧)90mmHg以上

・低血圧:最高血圧(収縮期血圧)100mmHg以下、または最低血圧(拡張期血圧)60mmHg以下

ばタイプ別・血圧の改善法

1. 慢性的な高血圧「瘀血(おけつ)」タイプ

気になる症状

痛みが多い(頭痛、胸痛、胸苦しさなど)、めまい、しびれやすい、しこりがある、冷えやすい、舌の色が暗い

【サラサラ血で血流をスムーズに】

血管に溜まった汚れやドロドロ血で血流が悪くなり、血管に圧力がかかって高血圧になってしまうタイプです。

血管の詰まりやドロドロ血の主な原因は、体内に溜まる余分な水分や汚れの「痰湿(たんしつ)」。肥満気味の人、高脂血症の人、コレステロール値が高めな人などは、痰湿が溜まりやすいので注意しましょう。

瘀血の状態が続くと、血と一緒に流れる水分も停滞して、さらに痰湿が溜まってしまうことも。

また、高血圧が慢性化すると、血管が徐々に硬くなって、血が流れにくくなることもあります。

こうした悪循環を防いで血圧を安定させるためには、血流をスムーズに保つことが大切。血をサラサラにして、血管を柔軟にする生活習慣を身に付けましょう

摂り入れたい食材

血流をスムーズにして、血管の若さを保つ食材を

・血に作用する:黒豆、黒きくらげ、なす、小豆

・血流を良くする:玉ねぎ、にんにく、ねぎ、らっきょう、紅花

・血管の若さを保つ:わかめ、昆布、ひじき

・その他:さんざし、三仙茶 など

2. 急性の高血圧「血熱(けつねつ)」タイプ

気になる症状

めまい、頭痛、耳鳴り、顔の紅潮、熱感、イライラ、口が渇く、尿が黄色い、便秘、舌の色が紅い、舌の苔が黄色い

【ストレスを発散して、たまった熱を冷ます】

強いストレスや不安感を感じると、イライラして体内に熱が発生し、血管や「血(けつ)」にも熱がこもってしまいます。その結果、血流が異常に速くなり、血圧の上昇や出血などの症状を引き起します。

このような急性の高血圧は、まずストレスを上手に発散して気分を落ち着かせることが大切です。

ストレスを調節する「肝(かん)」(肝臓)の機能を高め、体内にこもった熱を冷ますよう心がけましょう。

摂り入れたい食材

体内の熱を冷まし、ストレスを発散する食材を:

菊花、セロリ、もやし、春雨、きゅうり、トマト、苦瓜、スイカ、ラフマ茶、柿の葉茶、ハブ茶、緑茶 など

3. 低血圧・加齢の高血圧「血虚(けっきょ)」タイプ

気になる症状

疲労感、息切れ、動悸、冷え、睡眠障害、めまい、物忘れが多い、耳鳴り、腰痛、夜間の頻尿、舌の色が淡い

【しっかり栄養を摂って、基本的な体力を】

「血(けつ)」は血管にも栄養や潤いを届けているため、血が十分に流れていないと血管を養うことができません。そのため、血が不足しがちな虚弱体質の人、高齢の人などは、血管力が弱くなり低血圧を起こしやすくなります。

また、高血圧が慢性化している人や、加齢で血圧が高めになっている人、夏バテを引きずっている人なども、体内のエネルギーや血の不足に注意が必要です。

バランスの良い食事で栄養を摂り、基本的な体力をしっかり養いましょう。

摂り入れたい食材

体内の気・血を養い、腎を補う食材を:

バナナ、干し柿、納豆、山芋、いんげん豆、大豆製品、うなぎ、はも、クコの実、なつめ、杜仲茶(とちゅうちゃ) など

生活習慣を改善して血圧の安定を

高血圧や低血圧の症状は日頃の生活習慣と大きく関わっています。

食事はもちろん、運動や睡眠・精神の安定などにも気を配ってできることから積極的に取り組んでみてくださいね!



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