恵比寿・銀座で鍼灸トリートメントNO.1meilong「桃」
こんばんは、石鍋です!
今回は桃について書いていきます。
桃の原産国は中国で、日本では山梨県、長崎県、福島県などで多く生産されています。旬は7~9月頃で、たくさんの品種があるため収穫される時期により早生種、中生種、晩生種と分けられています。他にも果肉の色などで白桃系・黄桃系と分けられることもあります。
シーズンは極早生品種のはなよめやちよひめで始まり、それに続いて白鳳系、途中からは白桃系が中心となります。
味的には、白鳳系は甘みが強く肉質がやわらかめで多汁であるのに対し、白桃系は果肉の色が白く、肉質がやや硬めで締まっていて日持ちが良いという傾向があります。
おいしい桃の選び方は、
・甘い香りがする
・全体がキレイに色づいている
・うぶ毛がまんべんなく生えている
・ふっくらとした丸みがある
という観点でみると良いです。
桃の栄養と効能
・果糖
桃の主成分は果糖。果糖は糖分なので、食べると太るというのが一般的な印象だと思います。たしかにその通りですが、糖は体にとって重要な役割を担っています。糖は体の活動エネルギーであり、大切な栄養成分の一つです。食べ過ぎには注意ですね。
・ビタミンE
抗酸化作用があるビタミンEは、老化防止・生活習慣病の予防や改善、ホルモン分泌を整える役割を持っています。
・ビタミンC
ビタミンCはシミ・しわ・ニキビなどの改善に効果的です。あわせて疲労回復や免疫力の向上の効果も期待できます。
・食物繊維
桃には整腸作用のあるペクチンが含まれています。ペクチンは、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きや、便のかさを増やし腸のぜん動運動を促す働きがあり、便秘や下痢の改善に効果があります。
また、糖の吸収を抑えて血糖値の急激な上昇を予防する効果もあります。
・カリウム
桃には180㎎/100gものカリウムが含まれており、果物の中でもカリウムが多いのが特徴です。
カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出して水分バランスを均衡に保つ働きがあり、高血圧やむくみを予防する効果があります。
・ナイアシン
ナイアシンはビタミンB群の一つで、糖質や脂質からエネルギーを産生するときに必要な栄養素のひとつです。
また、二日酔いを予防する効果があり、アルコールが腸で吸収された後、血液によって肝臓まで運ばれ分解されるときにアルコールを分解する酵素を助ける補酵素としての役割があります。
次回は桃の種、花について紹介していきます!
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