恵比寿・銀座でマタニティ鍼灸NO.1meilong 「 慢性疲労症候群 」

こんにちは!続いて木川がお送りいたします♪

休んでも疲れがとれない!なんとかしたい時に...。「あー、疲れた…」そんな言葉が、 日頃から口ぐせになっている人も多いのでは?

日常的な疲労はつい軽く考えがちですが、「疲れた」 という感覚は体からの大切なサイン! 放っておくと重症化する心配もあるので、 しっかり体質を改善して元気を取り戻しましょう。

「疲労」は休みを必要としているサイン

なんとなく体がだるい・重い、朝なかなか起きられない、 やる気が出ない…。こうした慢性疲労の症状を訴える人は多く、 インターネットやスマートフォンの普及、 ストレスの増加といった環境変化に伴い、 その数は増加傾向にあると言われています。

疲労を感じる大きな要因となるのは、 過度な運動や労働といった肉体的ストレス、精神的ストレス、 暑さ寒さといった環境ストレスなど様々です。

こうした負荷によって体がダメージを受けると、私たちは「 疲れた」と自覚することで休息を取り、 心身の元気を回復させているのです。

つまり、疲労は体が「休み」 を必要としているサイン。無理をせず、 しっかり休んで身体をケアすることが大切です!


東洋医学では、慢性疲労は、体内のエネルギーが不足する「気虚( ききょ)」、体の栄養物質が不足する「血虚(けっきょ)」、 生命エネルギーが衰える「腎の虚弱」などが主な要因と考えます。特に病気ではないけれど、元気が出ない。 そんな慢性疲労の症状は、病気になる一歩手前の「未病( みびょう)」の状態。

そのため、体質を改善し“未病を治す”こと に重点を置く東洋医学の養生がとても効果的と考えられています。

タイプ別「慢性疲労」対策!!

1. エネルギー不足の

「気虚(ききょ)」タイプ

気になる症状

肺の症状:息切れ、汗が出やすい、かぜを引きやすい、喘息、 乾燥肌、便の乾燥、声が弱い、顔色が白い、舌が大きい、 舌苔が薄く白い

脾胃の症状:疲労感、倦怠感、食欲不振、胃もたれ、お腹の張り、 下痢、軟便、痩せ気味、顔色が黄色い、舌の色が淡い、 舌に歯痕がある、舌苔が白い

身体の活動は、体内を巡るエネルギー「気」 によって支えられています。そのため、 気が不足すると疲れを感じやすくなり、 また回復もしにくくなるため、慢性疲労を招きやすくなるのです。気の不足と深く関わる臓器は「肺」と「脾胃(ひい)」(胃腸)。

肺は、呼吸によって気の源となる「清気(せいき)」 を取り込んでいるため、 その機能が低下すると気の不足を招く要因に。また、 肺が弱くなると免疫力も落ち、病気になりやすい、回復しにくい、 といった虚弱体質にもつながります。一方、食事から取る栄養も、気を生むための大切な要素。 そのため、 脾胃の働きが弱くなると栄養を十分に取ることができず、 気の不足を招いてしまうのです。また、 脾胃の不調は全身の栄養不足にもつながり、 四肢や筋肉も十分養うことができないため、 動くと疲れを感じやすくなります。

肺は乾燥に弱いので、体内の潤いを保つよう心がけて。 暴飲暴食や冷たい飲食は、脾胃の負担になるので避けましょう。

摂り入れたい食材

肺を養う:白きくらげ、百合根、きのこ類、卵、梨、はちみつ、 ねぎ、しょうが など

脾胃を養う:大豆製品、アジ、豚肉、鶏肉、牛乳、いんげん豆、 じゃがいも、なつめ、りんご、しそ など

2.体の栄養不足

「血虚(けっきょ)」タイプ

気になる症状

心の症状:動悸、不整脈、胸苦しい、心が痛む、不安、不眠、 顔色が白いまたは暗い、舌の色が淡いまたは暗い

肝の症状:憂うつ、イライラ、不眠、めまい、白髪、脱毛、 ドライアイ、眼精疲労、月経不順、月経量が少ない、足がつる、 手足のしびれ、爪が薄い、舌の色が淡い

全身を巡って臓器や組織に栄養を与える「血(けつ)」は、 心身を健やかに保つための大切な物質。そのため、 血が不足すると臓器の働きが弱くなり、 精神的にも疲れやすくなって、慢性疲労を招きやすくなります。血と関係が深い臓器は、主に「心(しん)」と「肝(かん)」( 肝臓)です。

心は、全身に血を巡らせ、また精神状態とも深く関わる臓器。 その機能が低下すると、血の栄養が体に十分に行き届かず、 また睡眠障害や精神の不安定にもつながり、 慢性的な疲労を感じやすくなります。一方、肝は血の貯蔵庫として機能するほか、 気の巡りをスムーズに保ち、ストレスを発散させる、 血流や胃腸の働きをサポートする、といった働きもあります。 こうした機能が低下すると、 ストレスのダメージで疲労を招きやすく、 血流の悪化や胃腸虚弱から元気が失われがちになるのです。

しっかり栄養を取って、不足しがちな血を養うことが大切です。 肝はストレスに弱いので、日頃のストレス発散も意識してみてくださいね!

摂り入れたい食材

心を養う:小麦、ハツ、卵、百合根、蓮の実、らっきょう、 玉ねぎ、ぶどう、納豆 など

肝を養う:そば、レバー、しじみ、うなぎ、鮭、小豆、 黒きくらげ、酢、ブルーベリー、ジャスミン、菊花 など

3. 生命エネルギーが衰える

「腎虚(じんきょ)」タイプ

気になる症状

腰痛、腰の冷え、腰が重い、足腰が弱い、めまい、健忘、耳鳴り、 むくみ、尿が出にくい、頻尿、尿漏れ、冷え、舌の色が淡い、 舌苔が白い

五臓の「腎」は、生命エネルギーの源「精」を蓄える臓器。また、 五臓六腑の働きを支える根本であり、体内のすべての「陰液(いんえき)」( 血や潤い)や「陽気」(体を温めるエネルギー) の根源でもあります。

このように、腎は生命活動の根本を担う大切な臓器ですが、 その働きは、 加齢や慢性疾患による消耗などで自然と衰えてしまいます。 すると、精の不足、五臓六腑の機能低下などを招いて、 生命力そのものが低下してしまうことに。また、体内の血や潤い、 陽気なども不足しがちになり、 さまざまな不調を招きやすくなることもあります。 こうした状態が全身の虚弱につながり、 慢性疲労を起こしやすくなるのです。

体の冷え、過度な運動・労働などは腎の消耗につながるので、 日頃から身体を温め、きちんと休息をとるようにしましょう。

摂り入れたい食材

えび、くるみ、黒豆、黒ごま、山芋、にら、きのこ類、松の実、 栗、羊肉、なまこ、すっぽん な

慢性疲労を放っておくと体調の悪化や思わぬ病気を招いてしまう心配もあります。
ただの疲れと油断をせずに積極的に改善するよう心がけましょう!!



※ この記事を書かせていただきましたのち、以下に各コメントご指摘を頂戴いたしましたので解説させていただけましたらと思います。

1.no nameID: e2c717通報慢性疲労と慢性疲労症候群は別のものです。
no nameID: 2f4425
ご指摘のコメントをいただきありがとうございます。今回のご症状に対しお答えさせていただきたいと思います。
大きな定義で捉えさせていただき、慢性疲労のご症状がサインとしてお体に現れ、それが長い経過を辿りますと症候群になり得る過程を今回ご紹介させていただきました所存でございます。


2.no nameID: 55d8e1慢性疲労症候群が何かわかって書いているのだろうか。ただの慢性疲労と一緒にしないでほしい。あまりにも適当すぎる。

no nameID: 2f4425
この度はご指摘のお言葉をいただきましてありがとうございます。
前述にもお答えさせていただいたのですが、語弊がございましたらお詫び申し上げます。
ただ、今回慢性疲労から起こり得る慢性疲労症候群を予防すると言う、東洋医学からの観点でご紹介させていただきました所存でございます。


3.no nameID: 359cc5慢性疲労症候群の誤解を広める記事は削除した方がよい。患者さんの苦しみを分かってない。

⇒ 治療家として患者様の少しでもご症状を緩和し、慢性疲労症候群を予防していただけたらと言う一心でご紹介させていただいた所存でございます。

4.no nameID: 6bfa89「慢性疲労症候群」で一回検索するといいですよ。

no nameID: 2f4425
この度はご指摘いただきましてありがとうございます。研鑽を重ね、今後語弊を招かぬ様に努めてまいりますので、宜しくお願い致します。


※上記コメントにそれぞれお答えさせていただきましたが、今回は慢性疲労の賞状がサインとして起こり、それが慢性疲労症候群に至らない為に普段からできる治療法やケア法として、東洋医学の見解や食事の摂り方についてご紹介させていただきました所存でございます。

ただ、もし御幣を招きご不快な思いをされてしまわれたのでしたらお詫び申し上げます。
何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。


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