恵比寿で1位MEILONG美容鍼灸「眠活」
こんにちは! 木川です
まだまだ気温の寒暖差が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
天候が不安定だと体調や自律神経にゆらゆらと揺らぎが出て、バランスを崩しやすくなります。
そこで!重要になってくるのは、質の良い睡眠を取ることです。
良い睡眠は、ありとあらゆる美容と健康を維持する為に欠かすことのできないもの。
眠っている時間は「無」の状態なわけではなく、起きている時間を充実させる為に必要なのです。
普段私達が睡眠中に行なっていることを大きく4つに分けてみますと!
1.脳と体の休息
2.体内のメンテナンス
3.記憶の定着
4.ストレスの解消
良質な睡眠は起きている時間をより充実したものにしてくれるのが分かりますね。
ではここで、以前思わず読み入ってしまった本から興味深いお話をしてみたいと思います。
世界の中で正しい眠り方を知らないのは、なんと!日本人だけだと言う事実をみなさんご存知でしたでしょうか ?
驚きの事実ですね...
日本では「正しい眠り方ってなんですか?」と聞かれると、おそらく答えに困る方がほとんどだと思います。
欧米をはじめとする海外の学校教育では、眠り方を学ぶ「スリープエデュケーション=睡眠教育」が組み込まれていて専門的な講習まで行なわれているのに対して、私たち日本人の多くは眠り方の基礎さえ学んでいません。
知識として知らないのに、正しく眠る事なんて、到底無理ですよね ......。
「正しい眠り方」=「眠りのメカニズム」 を理解して身に付ける事。 それこそ、現代人に最も必要とされる能力のひとつなんです!
例えば。。。
仕事や遊びで忙しく睡眠不足が続いていると 「 エネルギーを使っているから痩せそう 」 と思いますが、実はその逆。
「 良い睡眠でスリムになり、寝不足になると太る 」 のです。
質の良い睡眠中には、体脂肪や内臓脂肪を分解してくれる成長ホルモンがたっぷり分泌され、どんどん体が太りにくい体質に変わっていきます。
新陳代謝はもちろん、食事で摂った 「糖」 や 「脂質」 の代謝までアップするので、冷えが取れ「健康的に妊娠したい女性」にはうれしい事ずくめです!
最新の研究で、睡眠時間は 体重 ・ 体型、維持しやすいからだを手に入れることと大きな関係がある事がわかってきています。眠活で脳を味方につければストレスを感じることなく適正体重を維持することができるのです。
その理由は、ちょっと専門的な内容になってしまいますので、興味がない方は緑色の字の部分を飛ばしてくださいね 。
脳の視床下部にある食欲中枢は、空腹感をコントロールする摂食中枢と、満腹中枢で構成されています。
摂食中枢が働くと食欲を増すホルモン 「 グレリン 」 が分泌され、満腹中枢が働くと食欲を抑制するホルモン 「 レプチン 」 が分泌されます。
さらに睡眠時間が減ってグレリンが増えると、目を覚まさせる働きに加えて食欲を増す作用のあるホルモン 「 オレキシン 」 を分泌させる神経細胞が興奮する事もわかっています。
つまり『 睡眠不足 → レプチン分泌低下 → グレリン分泌増加 → オレキシン分泌増加 → 食欲増進 → 起きて食べる → 肥満 』という風に、このような負のスパイラルに陥ってしまうのです
睡眠が私達にとって重要なのは、体重コントロールだけではありません。女性ホルモンのバランスとも密接に関連しているので、妊活に大きな影響を及ぼすのです。
一般的に40歳を過ぎた頃から、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下するといわれています。基礎体温の主に低温期に分泌されるこのホルモンは、東洋医学の陰陽論では「陰」のホルモンと考えられています。
「陽」は、男性的なエネルギー・太陽・昼・動・明・熱
「陰」は、女性的なエネルギー・月・夜・静・暗・冷
というように分類されます。
女性は陰のグループに含まれ、エストロゲンもまた陰に分類されます。
陰のエネルギーは「夜=陰の時期」に「陰の活動 = リラックス(静)」をすることで養われます。
逆を言えば、夜に「陽の活動=動き回ること、脳を酷使すること」をしていると、陰=エストロゲンの作用が弱くなってしまうのです。例えば、内膜が薄くなる、卵胞の育ちが悪い、頸管粘液の減少、ひいては高温期に体温を維持できなくなる黄体機能不全に発展することも。
東洋医学では、日没後は薄暗い中でゆったりと食事をして睡眠の準備に入ることをすすめています。しかし現代社会では、日没後にTVを観たり、ネットサーフィンを楽しんだり、仕事をするなど、「陰」の時間帯に「陽」のアクティビティをしていることが多く、そのことが不妊や生理不順などの原因の一つになっている可能性があります。
心当たりのある方、多いのではないでしょうか? 特にお仕事をお持ちの女性は、なかなかなか「陰」の時間をキープすることがむずかしいですよね...。
少なくとも睡眠の質を大きく左右する就寝1時間前は 、「 リラックスする時間 」 と決めて、パソコンやTVを消してみることから始めて見てはいかがでしょうか。
できることならば、家に帰ったら仕事はしない。寝る前にスマホやパソコンをしたり、TVを観ないように。寝る2~3時間前までに夕食を済ますことも大切です。
そして、お部屋を暗くしたら早めにベットに入り目を閉じてゆっくりとリラックス。
それによって仕事が溜まってしまうようでしたら、日の出と共に起きて仕事をすることは、「陰」のエネルギーを消耗することがありません。
都会で働いている方にはなかなか難しいことですが、できる限り「洞窟に住んでいた原始時代」のような生活リズムを心掛けることも健康美への近道です
私自身も睡眠について改めて学ぶことで、眠るまでの時間の過ごし方に気をつけていこうと思うようになりました。
この機会に眠活に力をいれて心も体も健やかに過ごせるようにがんばっていきましょう!
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