恵比寿・銀座 妊活鍼灸NO.1meilong「血虚(3)」
こんにちは、東洋医学ブログ担当の森田です。
前回までに血虚の症状、原因を色々と説明させていただきました。
今回からは東洋医学の醍醐味とも言える、脈診、舌診、腹診所見を挙げさせていただきます。
まず、血虚は細脈(さいみゃく)になります。
細脈はその名の通り細い脈です。
血虚は血が不足していることですよね。
ということは脈にも血が足りていないのです。
ストローの上の穴から、ちょっとだけ水を流したと考えてください。
十分な水を流せなければ、チョロチョロと流れることになります。
水の流れは細いものになりますよね。
その水の流れをストローの管の上から指で感じ取っている状態と考えてください。
十分な量が流れていれば、細く感じることはないはずですから。
また、血の異常(血虚、瘀血)に関する脈は、渋脈(しゅうみゃく、しょくみゃく)にもなります。
渋脈とは竹をナイフでこそいだ時のように引っかかる感じのする脈と言われています...よくわからないですよね笑
簡単に言うと渋っていて、なめらかでない脈ですね。
慣れてくると段々と感じてくるようになるのですが、最初はなかなか難しいものがあります。
次回は舌所見について説明していきます。
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