恵比寿・銀座でNO.1美容鍼灸meilong「2月24~28日 霞始めて靆く」

七十二候をお知らせします。鍼灸あん摩マッサージ指圧師の熊井です。

2月24~28日 

霞始めて靆く(かすみ はじめて たなびく)


前の候が「土脉潤い起こる(つちのしょううるおいおこる)」でしたね。雨によって土が潤うにつれ、大気の中にも水分が増えていき、その水分が水蒸気となり

山野にたちこめて景色が霞み、ぼんやりと優しい景色になります。

乾いた空気がいつの間にか潤いを帯びて、それに誘われるように沈丁花のつぼみがほころび、一つ二つと開いて芳香を放ちます。あの強い香りは、つぼみの時には全く無いそうです。

時がこなければ花も香りも開かない。何事にも「さぁ!」という瞬間と時期があり、普段から流れを読み、大切に扱わなければ目の前にある大事な物事、タイミングを逃しかねません。

沈丁花はただ命の限り咲こうとしているだけですが、そんな姿をみて思ったのでした。


・旬の草花

蒲公英(たんぽぽ)

キク科の多年草。道端や土手などに自生。日本ではおよそ10種の在来種があるが、帰化種のセイヨウタンポポが全国に広く分布している。


・旬の草花

沈丁花(じんちょうげ)

ジンチョウゲ科の常緑低木。花は外側は濃紫で内側が白く、強い芳香がある。香木の「沈香(じんこう)」のような香りがすることが名前の由来


・旬の野鳥

雲雀(ひばり)

全長は17㎝ほどで、茶色で頭には小さな冠羽がある。空高く昇って鳴く習性がある。


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